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薬学部(薬学科・衛生薬学科)で開講している授業科目は下表のとおりです。(2004年度・平成16年度 開講科目)

1年次
教養人体の科学
英語1.2
コミュニケーション英語1.2
ドイツ語1.2
科学演習入門
薬学教養講座
歴史学1.2
法学1.2
社会学1.2
文学1.2
数学1.2
基礎物理学
コンピュータ演習
生物学入門
物理学入門
薬学基礎演習1
体育実技1
専門基礎化学
無機化学
有機化学1.2
薬用資源学
生薬学1
分析化学1.2
生理学
生化学1
薬学概論
社会薬学
臨床医学概論
2年次
教養基礎生物学系実習
英語3.4
薬学英語1.2
ドイツ語3.4
総合文化演習
国際関係論1.2
倫理学1.2
薬学基礎演習2
総合講座(洋上セミナー)
体育実技2
専門有機化学3.4
構造有機化学1
薬品化学1
生薬学2
物理化学1
放射薬品学
薬剤学1
微生物学1.2
薬理学1
病理解剖学
生化学2.3
衛生化学1
基礎・分析化学系実習
有機化学系1実習
構造有機化学2
物理化学2
3年次
専門薬品化学2
薬剤学2.3
薬理学2.3
臨床化学1.2
衛生化学2
環境衛生学
公衆衛生学
薬物動態学
薬物治療学
病院薬学
新薬論
有機化学系2実習
物理化学系実習
生物学系実習
衛生薬学系実習
医療薬学系1.2実習
創薬学1.2
天然物化学
免疫学
分子生物学
臨床心理学
生物統計学
薬局管理学(衛生薬学科)
医薬品臨床開発概論(薬学科)
漢方概論
4年次
専門医薬品情報学
病態学
臨床薬剤学
病院・薬局実習
日本薬局方・薬事制度
薬事関係法規
薬学総合講座
医薬品安全性学
臨床生理学
臨床検査総論
臨床薬理学
特別実習・特論


ゼミナール風景

1年次

1年次では教養科目に加えて基礎的な専門教育料目を学びます。教養科目では人文、社会、自然の分野に加えて、英語、ドイツ語、さらに薬学教育の基礎となる基礎化学、薬用植物学を含む生物学を主に学びます。また、コンピュータ演習の中で医療分野でも利用されているコンピュータに関する基礎知識を修得します。この年次に配当される専門教育利目には有機化学及び分析化学があり、これらを通じて医薬品候補となる物質の構造、性質、反応、分析法を学びます。また、薬学や化学に対して興味を持たせるように工夫された薬学基礎演習や、将来薬剤師として活躍するにあたっての心構えを学べる総合科目が用意されています。

2年次

2年次の教養科目としては人文、社会の分野と英語、ドイツ語に加えて総合文化演習が開講されます。この演習は、「読み、考え、まとめ、表現する力」を養うことを目的に行われます。専門教育科目では基礎薬学系料目として重要な有機化学、物理化学、機器分析学のほかに生化学、微生物学、生薬学などを修得し、病気や生体と薬のかかわりを学びます。そして、この学年から本格的な実習が始まります。

3年次

3年次では応用的色彩の濃い医療薬学系及び衛生薬学系専門教育科目を中心にカリキュラムが開講されます。薬品化学、薬理学、薬剤学、衛生化学を中心に「すぐれた薬をつくる、薬を患者に適切に与える、薬を必要としない健康な体をつくる」という、薬学に期待される3つの社会的使命に深くかかわる科目を学びます。同時に多くの重要な実習科目が加わり、経験と技術を磨きながら、薬学科と衛生薬学科の特徴を活かす選択科目も用意され、将来進むべき道に適した勉強を進めることができます。

4年次

4年次では選択科目を中心とした講義とともに、ゼミナール方式の特別実習又は特論が開講されます。講義や実習の合間に研究室での実験や図書館を利用して文献や論文を読む時間が多くなります。特別実習は9月から12月にピークを迎え、得られた成果を学内発表します。4年間の勉学の集大成といえます。また後期の講義は、薬剤師国家試験合格をめざした薬学総合講座を中心に進められます。一方、薬学教育における総合料目と位置づけられるべき病院薬剤部及び薬局における実務実習が開講されます。これは生命倫理に立脚した薬学を臨場感を伴って修得することができる実習であり、最近その重要性がますます深まっています。


Last modified:2004/3/11 ; Copyright 1996, Kobe Pharmaceutical Univ.