医療の急激な進歩及び医薬分業の急速な進展と共に、医療人としての薬剤師の使命が評価されると同時に、社会からの薬剤師への期待が益々高くなってきております。そして、それに伴って資質の高い薬剤師養成に対する社会的要請は、まことに大きなものがあります。
本学は、70年の歴史のなかで、多くの薬剤師と薬学者を育成してきました。また、平成6年4月から男女共学制を採用し、さらなる飛躍を期しております。
これからの医療形態は、医師、薬剤師、看護師等のチーム医療が主流を占めることと思いますが、治療に有効な新薬が多く開発されればされるほど、患者さんへの適切な使用に際し、薬のスペシャリストとしての薬剤師の役割は高まることでしょう。また、新しい医薬品の開発研究には、製薬企業における薬学出身者の活躍が、ますます期待されるところであります。
薬学は、有機化学、生物化学、物理化学などを基礎とした総合科学であり、大学において基礎薬学及び応用薬学の専門的知識を幅広く学び、薬学人としての正しい倫理感、使命感を身につけて、社会の広い分野で活躍できる人材が巣立ってくれることを期待しています。私たちは、21世紀で大きくはばたく意欲のある若者の力になりたいと思っています。
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